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ポリフェノールの種類と効果と摂取量

目次

ポリフェノールとは

ポリフェノールは、ほとんどの植物に存在する苦味や色素の成分で、自然界に5,000種類以上あると言われています。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。
ポリフェノールは抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEと同様に強い抗酸化作用があります。また、ポリフェノールの種類により、独自の機能があります。水に溶けやすい性質があるので、比較的短時間で作用しますが、長期間効果は持続しないので、毎日こまめに摂取します。

ポリフェノールの種類と効果

ポリフェノールは化学構造の違いによって、いろいろな種類があり、人への健康効果も様々です。代表的なポリフェノールには以下のようなものがあります。

アントシアニン

●視力回復
網膜に存在するロドプシンというタンパク質はアントシアニンによって再合成が促され、目の機能の改善が期待できます。

カテキン

●抗酸化作用
活性酸素は毒性があり、体内の細胞を酸化させ、老化や病気の原因になります。抗酸化作用とは活性酸素を除去する働きで、老化や病気の予防に役立ちます。カテキンには毒性のあるスーパーオキシドや一重項酸素と言われる活性酸素を無毒化します。

カカオポリフェノール

●血圧低下
カカオポリフェノールを含むチョコレートには血管を広げる作用があります。血管に炎症があると血管が狭くなり血液の流れが悪くなりますが、カカオポリフェノールを摂取することで血管の炎症が軽くなり、血管が広くなるためです。

●動脈硬化予防
カカオポリフェノールにLDLコレステロールの酸化を抑える働きがあります。さらに血管のしなやかさが増します。ポリフェノール量の増加に伴い、HDLコレステロールも増加するため、動脈硬化の予防に働きます。

●美肌効果
しみやそばかすなどの原因は紫外線による活性酸素です。カカオポリフェノールには抗酸化作用があるので、活性酸素を除去し、肌のダメージを保護します。

●アレルギーの改善
カカオポリフェノールにはアレルゲンに対して抗体がつくられるのを防ぎ、肥満細胞からヒスタミンが放出されるのを防ぎ、アレルギーの発症を防ぎます。また好酸球の働きを抑えるなど、アレルギー症状を防ぐためにいろいろ働きます。

ルチン

●毛細血管強化作用
そばなどに含まれるルチンには毛細血管を強くする働きがあり、血流も良くなります。脳卒中の予防などに役立ちます。

クルクミン

●肝臓を保護する作用
クルクミンは腸で還元され、強力な抗酸化作用をもつクルクミンに変換されます。肝機能の状態をあらわすASTやALTの増加が抑えられるなどアルコールによる肝障害が抑制されます。

イソフラボン

●更年期症状の緩和
大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをする成分です。40~50代に入ると、女性ホルモンの分泌が低下し、耳鳴りやほてり、めまいなどの症状が現れますが、大豆イソフラボンを摂取することで、更年期症状が緩和されます。

フェルラ酸

●美容作用
フェルラ酸の構造がアミノ酸の一種であるチロシンに似ています。メラニンの生成抑制はチロシンとの拮抗作用なので、フェルラ酸も同様に考えられます。メラニンを抑制できることでシミやシワ予防ができ、美白が期待できます。

コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)

●脂肪の消費
コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)を摂取することで脂肪の消費量がアップすることで、内臓脂肪が低減します。

ポリフェノールが多く含まれる食品

●アントシアニン...赤ワイン、ブルーベリー、なす、カシス、ブドウ
●カテキン...緑茶、紅茶
●カカオポリフェノール...ココア、チョコレート
●ルチン...そば、かんきつ類、玉ねぎ
●フェルラ酸...玄米
●イソフラボン...豆類
●クルクミン...ターメリック
●ショウガオール...生姜
●コーヒーポリフェノール...コーヒー

ポリフェノールの摂取量

日本人の食事摂取基準2015ではポリフェノールの目安量は記載されていません。ポリフェノールを多く含む食品は野菜や果物、大豆製品なので、これらの食品は食事摂取基準に記載されている量を補うようにします。
カカオポリフェノールから生活習慣病予防などの健康効果を得るには、一日200~500mgを毎日何回かに分けて摂取します。

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